EUR/USD(ユーロ/アメリカドル)の通貨ペアの特徴とは?

EUR/USDはユーロ/米ドルのことを指します。

 

EUR/USDは世界で最も取引されている通貨ペアで、FX取引量のおよそ20%を占めています。

 

しかし、常に個人投資家によって取引されているというわけではなく、取引されやすい時間帯に大口の注文が大量に飛び交うというイメージを持っておくと良いでしょう。

 

動意づくまでは比較的レンジ内での値動きとなり、動き出すと大きく動くという特徴があります。

 

ヨーロッパの国 EUR

ヨーロッパも米国も、日本時間の夕方以降に朝を迎える国々です。

 

現地時間が深夜である日本時間の午前中や日中は、目だって大きく動くことも少ないでしょう。

 

突発的なニュースでない限り、現地の深夜の時間帯に大きなニュースが発表される、ということもないためです。

 

EUR/USDが動き出すのは東京市場が閉まってから。午後4時ごろです。

 

東京市場のクローズに合わせて値動きが荒くなることがありますが、日中は円絡みの通貨が動くことが多い時間帯です。

 

ドル円が下がればユーロ円も下がることが多いため、結果としてEUR/USDはほとんど動かないこともあります。

 

ユーロの特徴についてですが、ユーロ圏にはさまざまな国が存在しています。

 

そのためユーロ圏の国債の格付けが下げられることがあると、ユーロが売られる傾向にあります。財政問題が注目されている間は下値リスクが高くなりますので、取引には十分注意が必要となります。

 

ここ10年では、ギリシャのデフォルトの問題が大きくニュースで扱われました。また、イタリアやポルトガルやスペインといった国々も、経済が安定しない国として有名です。

 

また、リスク回避の動きが強い間は、スイスフランについても気をつけておかなくてはなりません。スイスは永世中立国であり、国が通貨の値動きに関わっています。

 

また、スイスフランは日本円と同じく、安全資産と見なされています

 

世界で大きな悪いニュースが起こると、金や日本円や、スイスフランに資金が流入します

 

スイスフランはユーロとの防衛ラインを引いていましたが、2015年の1月に突然防衛ラインを撤廃しました。いわゆるスイスフランショックというやつですね。

 

突然政策を変更することがあるため、スイスフランの水準が高くなっているときには警戒をしておいたほうが良いでしょう。

 

世界No.1通貨 アメリカドル

米ドルの場合、世界で最も取引されている通貨であり、さまざまな国で決済に利用されています

 

そのためほぼ1日を通して安定した取引量があるのですが、やはり主役となる時間は米国の市場が開いている時間です。

 

その時間には重要な経済指数の発表があります。

 

米国の景気は世界経済の景気にも大きな影響を与えますので、リスク選好か回避か?という点においても米ドルの動きを確認することは大切です

 

リスク回避ムードとなった場合は米ドルが買われることがありますが、米国の経済指数が悪化した場合は米ドルが売られることもあります。

 

最近では極端にユーロが売られることもあるため、本来ならリスク回避となるような発表にも関わらず、材料出尽くしと判断されて、一気に買い戻しが起きることもあります。

 

ユーロ/ドルの通貨ペアは世界一の取引量でもありますので、一旦動き出すとその動きは大きなものになります。

 

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移についても確認しておく必要があります。ユーロが売られすぎている場合にはショートカバーが入ることも想定しておかなくてはなりません。

 

EUR/USDはFXブローカーでもスプレッドが低く設定されているところも多く、初心者でも手を出しやすい通貨です。

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