EUR/JPY(ユーロ円)の通貨ペアの値動きや通貨の特徴とは?
FXのチャート画面でEUR/JPYを目にしますが、これはユーロ/日本円のことを指します。ユーロ円の値動きには特徴があり、特徴を理解して取引することで成功率を上げることができます。
EUR/JPYの特徴とは?
世界で一番取引をされている通貨ペアはEUR/USDです。実は2位がUSD/JPY(ドル円)なのです。
EUR/JPYは、それらの2つのメジャー通貨ペアと影響がある通貨ペアなので、外国為替市場のなかでも影響力の強い通貨ペアといえるでしょう。
実際、EUR/JPY自体は世界の取引量の中では10位以内に入る通貨ペアなのです。
EUR/JPYの日本円の特徴とは
EUR/JPYの通貨ペアを理解するためには、まずは日本円の特徴についてしっかりと理解しておく必要があります。
日本円はリスク回避の動きが強くなったときに買われやすい通貨で、資源国通貨に対していわゆる通貨国通貨やリスク回避型通貨といわれています。
金などの安全資産同様に、株価の下落、経済指数の悪化、テロなどの人為的事件が起きた場合に買われる傾向があります。
日本円がそこまでリスク回避通貨となっている要因としては、日本が世界のトップクラスの債権国であるという点、金利が低いことから、資産の安全性が高い通貨であると認識されているためです。
EUR/JPYのユーロの特徴とは
一方ユーロはEUの単一通貨です。ヨーロッパ全体で一つの通貨を使っています。EUの中にもイギリスやスイスなど単一通貨「ユーロ」に参加していない国はあります。
ヨーロッパ連合国、いわゆるEUの国々の経済状態には、さまざまな課題が残されています。
それが浮き彫りとなったのがギリシャ、アイルランド、イタリア、ポルトガル、スペインの財政問題です。
これらの国の頭文字を取って「PIIGS」と呼ぶこともあります。
共通の通貨を利用しているため、国の中央銀行が自由に金融政策をすることができません。
安いコストで国債を発行できるドイツなどの優良国がある一方、リスクが高いとされるPIIGSは高い金利を払わないと、国債で資金を集めることが難しくなっています。
そのためヨーロッパの国の中でも格差が生じてしまっているのです。
最近では財政問題は一旦落ち着きを見せていますが、根本的な問題が解決したわけではありません。今後もユーロは財政問題によって大きな値動きが発生する可能性があります。
また、ユーロは地理的にイスラム圏と接しており、去年のパリ同時テロや2016年3月21日のベルギーのテロ、そしてアラブ半島からの移民問題などさまざまな問題が山積しています。
EUR/JPYのFXでの値動きの特徴
FXでは値動きのある時間帯と、そうでない時間帯があります。日本時間の朝から夕方にかけては、ヨーロッパやアメリカは深夜であったり、1日前の夕方であったりします。
世界的にみると、ニュージーランドのウィリントン市場が一番早く開き、そして日本、ヨーロッパ、アメリカと開いていきます。
東京市場が開いている間、取引の主役となりやすいのが「円」です。それは上述した取引量を鑑みれば必然的にそうなります。
東京市場がおもな取引を見せている間は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、など、円絡みの通貨ペアは連動して動くことが多くなります。
この時間はニュースなどの影響が比較的少なく、チャートの動きなどのテクニカルな動きで値動きが形成されやすくなります。
「日本時間の午前中しかトレードしない。」といったトレードスタイルを貫いているトレーダーも、私の周りにはいます。
日本時間の夕方の15〜16時の、ヨーロッパ勢が参入してくる日本時間の夕方になると、取引の主役がドルやユーロに移ります。
15時から16時の理由は、サマータイムの影響で夏と冬に時間がずれる影響があったり、イギリスとヨーロッパ大陸では1時間の時差があったりするためです。
ヨーロッパでもロンドン市場が日本とニューヨークなどと同様世界三大市場と言われていますので、ロンドン市場の開場時間を注目しておくと良いでしょう。
しかし、ドイツのフランクフルトやフランスのパリの市場なども、ユーロには大きな影響をあたえることがありますので、注目しておくと良いでしょう。
日本時間の夕方はアメリカの投機筋がまだ参入していないので、ドル円は上がっているけれど、ユーロ円は下がっているといった現象も起こりやすくなります。
基本的に取引市場が開いている国の通貨が取引の主役となりやすいことから、時間によってテクニカルが有効であったり、ファンダメンタルズが有効であったりします。
日本時間の夜間(22時〜)の主役はドルになります。
株式市場がクローズするタイミングでは、銀行や投資銀行などの機関投資家が、持っているポジションを一斉に決済することがあり売買が多く飛び交います。
そのために、通貨の値動きがとんでもなく大きくなる傾向があります。
EUR/JPYの通貨で注意すべきは、日本時間の15時、16時代にまずは注目しましょう。
「ロンドンフィッキング」と言われる日本時間の0時(夏時間)と1時(冬時間)、そしてユーロ時間がクローズする日本時間の夜の1〜2時にも注目しておく必要があります。
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