FXチャート分析・売買の強弱を測る一歩進んだテクニカル分析とは?
株でもFXでも、チャートを見ずに取引する人はまずいません。チャートには、値動きを予測する上でのヒントが多く埋まっているのです。
とはいえ、ただぼんやりとチャートを眺めていても、値の上げ下げ程度しか情報は伝わってきません。それでは分析になりません。
もっとも効果的にチャートを見るには、どうすればいいのか??
ロウソク足の見方と移動平均線、そしてトレンドラインを加えたチャートを例に、分析力を向上させるスキルを身に付けていきましょう。
三つのテクニカルを使って、チャート分析をしよう。
効果的にチャート分析をするには、3つのテクニカルを見ていく必要があります。3つのテクニカルを使ってどう分析するには、まずはロウソク足からスタートです。
ロウソク足は四角い形をした実体部分と、実体を上下に貫くヒゲと呼ばれる1本の縦線で構成されています。そしてロウソク足からは様々な情報が送られてきます。
ロウソク足の見方は基本の基本ですが、様々な重要な情報を読み取ることができます。ロウソク足の見方はすでにご存知のことも多いいとは思いますが、もう一度基本に戻ってロウソク足の分析方法を見直しましょう。
チャート分析のためのロウソク足の基本、1時間足
1時間足を例に説明しましょう。実体の上辺と下辺は、その1時間の始値と終値を表しています。
1時間足のロウソク足分析は基本的なことを分析しますが、重要なのは1時間という時間です。
上辺で始まり下辺で終わったら、その期間は値を下げた流れだったと確認できます。
こうした下げのロウソク足は陰線、下辺で始まり上辺で終わる上昇のロウソク足は陽線と呼ばれています。
また、ロウソク足は陰線と陽線で色分けされますので、色を見ればすぐその期間の値の方向を知る事ができます。
そして陽線の上下幅が広ければその1時間は相当値が上昇した。
狭い陰線だったらほとんど動かずに、若干下げた程度だった等の情報も伝わってきます。
加えてロウソク足にはヒゲがあります。
縦線で構成されるヒゲは頂点がその1時間の最高値、下点が最安値となっています。
このヒゲの分析によって、チャート分析は精度を増します。
例えば上に伸びたヒゲが長く、実体が下で小さくまとまった陰線があったとします。
これは1時間の最初のうちは景気よく値を上げていったが、後半にかけて反転して値を下げて、結局は始値を下回ったのだという流れを示しています。
この動きから例えば対象足の前足が陽線だったなら、この1時間で値は反転し、上げてきた流れが下げ傾向へと変化したとの分析が可能となります。
となればロングはできませんね。下げに転じたのですから、ショート目線でいるべきだとの結論に至るでしょう。
他にもロウソク足には値動きの情報が詰まっています。
実体、ヒゲともに間が狭かったなら、その時間帯は値が動いていない、ヒゲの上下を値幅としたレンジ相場だったと分かります。
逆に実体幅が大きく上下のヒゲが短い陽線だったなら、始値から大きく値を上げた上場相場、同様の陰線だったら勢いのある下げ相場だったのだと確認できます。
ロウソク足だけでも沢山の情報を知る事ができます。
チャート分析のための一歩進んだ分析は、移動平均線
ここに移動平均線を加えてみましょう。更に詳しい相場分析が可能となります。
移動平均線は、一定期間を区切ってその間の取引値の平均を取り、それをチャート上にグラフ化したものです。
例えば5日間の移動平均線なら、その日を含めた過去5日分の取引平均値が示され、日を経過する毎にその数値は動きますので、移動平均線は波のような曲線ラインで表示される事になります。
過去の値の移ろいが一目瞭然ですね。
曲線が上向きなら上昇してきた相場、逆なら下降が続いた相場であったとすぐに認識できます。
では、日足を例にもう少し掘り下げて分析しましょう。為替相場の1週間の稼働日は5日です。
チャートに5日間の移動平均線を表示させれば、過去1週間のトレンド方向がすぐに確認できますね。
ここでロウソク足の位置を見てみましょう。移動平均線はその時点での取引平均値です。
となれば5日移動平均線の現在位置は、過去一週間における相場参加者全体の売り数と買い数の、ちょうど中間点であると言い換える事ができます。
であれば現在値を示すロウソク足が移動平均線の下に位置していれば、現在値は売り買いの数的バランスの中間点を割り込んだ場所に存在しているといえます。
値は売り買いの勢力のうち多くなった方向に動きます。
となるとロウソク足が移動平均線の下に存在している状況では、一週間というスパンで見た場合は値を下げやすい局面にあると分析できるのです。
逆にロウソク足が移動平均線の上に位置していれば値は上げやすくなりますね。
そして移動平均線をロウソク足が上抜いた瞬間は、売り買いの数的バランスが逆転した瞬間ともなります。
当然、増えていく過程の買い勢力の勢いをもって、相場は上昇の度合いを高めていきます。
となればここがエントリーチャンスですね。
このように移動平均線とロウソク足の位置関係を確認すれば、より確実性の増した値動きの方向性を認識する事が可能となり、確率の高いエントリーポイントを発見する事も可能となるのです。
チャート分析の基本、トレンドラインも追加しましょう。
極端に定義付けするとロウソク足は現在付近の値動き、移動平均線は過去からの値動きを示す指標となっていますが、トレンドラインは値の先行きを予測する為に使います。
現在、過去、未来と、3つの局面が揃うわけですね。
実に頼もしい限りです。
では、具体的にトレンドラインはどう使うのか。
こちらも確認していきましょう。
相場が上昇している場合、ロウソク足は本数を更新する毎に高い位置に移動していきます。
当然、ヒゲの最下点も高くなりますね。
このような相場で、数本のロウソク足の最下点を直線で結んでいったラインがトレンドラインです。
この場合のラインは右肩上がりとなりますので、このラインが引けた局面は上昇相場だと確認できます。
そしてチャートを見ると上昇相場であっても、一直線に値は上がらずに、細かい上下動を繰り返しながら上昇しているのが分かると思います。
その上下動の最下点を結んでいったのがトレンドラインとなります。
トレンドラインより上にロウソク足がある時、値がトレンドラインに近づいてきたら、そのポイントで値が反発する可能性が高くなると予測できます。
トレンドラインが未来を分析するというのは、こうした理由からなのです。
また、トレンドラインは世界中のトレーダーが参考にしていますので、ライン際には注文が集中しやすくなります。
上昇時の押し目として、ロングエントリーの候補値して注目が集まるのです。必然的に反発の確率も高くなりますね。
とはいえ、ラインを割れてしまえば逆に値は下がります。
反発を期待して入った買いポジションの損切がトレンドラインの下に多く設定される為、売り買いのバランスがそこで逆転してしまうというわけです。
3つのテクニカルを組み合わせて、チャート分析を極めよう。
では最後にトレンドラインに、過去、そして現在からのテクニカルもプラスして更に総合的に分析してみましょう。
トレンドラインに、移動平均線とロウソク足を加えます。
上昇トレンドラインが引け移動平均線も上向きだったら、自信を持ってまずはトレンドが上昇だと分析できますね。
そして短期的な上げ下げの中でロウソク足がラインに近づいたなら、エントリーのタイミングも迫ってきたと認識できます。
移動平均線とロウソク足の位置関係はどうなっていますか。
ロウソク足が移動平均線を上回っていたなら、売買バランスは買いが優勢でしたね。
であれば上げ基調は続く事になります。
そして直近のロウソク足が反転を暗示する形、下ヒゲの長い足であれば短期的にも再上昇を示す格好となったと分析できます。
自信を持って買いを入れられますね。
このようにテクニカルを合わせ見る事で、チャート分析は総合的、かつ根拠の備わったものとなります。
しかし今回の分析方法は、それぞれのテクニカルの一要素でしかありません。
是非とも更に勉強して頂いて、今後の分析に役立てて下さい。
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