ヘッドアンドショルダー、ダマシの種類と見分け方を徹底解説!
見落としたポイントなど無かったはずなのに、どういうわけか値が逆行してしまう。そうしたダマシは辛いものです。何も間違っていないのにと、嘆きたくなります。
しかしダマシは、売買サインと表裏一体かのように、チャンスだと見て取れる状況下でのみ発生します。見分けるのは非常に難しい。かといって騙され続けるわけにもいきません。
チャートパターンの中でも信頼性が高いとされるヘッドアンドショルダーを例に、ダマシの見分け方、そして効果的な対処法を探っていきましょう。
ヘッドアンドショルダーの形はどんな形か?
まずはヘッドアンドショルダーとは何なのか、その確認から始めます。
ヘッドアンドショルダーは、トレンドの終焉時に見られるチャート現象で、それまでのトレンドが上昇であれば、値動きを折れ線で表すと、中央を頂点とした三つの山のような形となるチャートパターンをいいます。
山の形成には谷を伴いますので、その谷を直線で結んだものをネックラインといい、それまでのトレンドのサポートラインとなります。
ヘッドアンドショルダーは別名、「三山」といって、チャート分析でも大変よく用いられています。とくにトレンドの転換点となるので、この形を覚えて使いこなすだけで、様々な戦略を立てることができます。
三山を攻略して、fxトレードの勝率をあげるためには、こちらの記事も参照になります。
ダマシに遭うのはテクニカルの認識不足
トレーダーがダマシに遭う場合、ダマシ以前にテクニカルの認識不足、若しくは過信に原因があるケースも多く見られます。
ヘッドアンドショルダーを使う場面では、ネックラインのブレイクを売買サインだと勘違いしてしまう例が多いです。
一般にサポートのブレイクは売買サインとされますので、そうした認識違いがミスを呼びます。
確かにサポートラインを割れたら値は割れた方向へと進みます。
しかしトレンド転換の場合、それは一時的な現象である事も多く、ネックラインを割れても値は切り返し、再び上昇していくパターンも珍しくありません。
ヘッドアンドショルダーの転換サインは、正しくはネックラインを下抜けた後、再度の上昇を今度はネックラインが抵抗となって、上げてきた値を跳ね返した時とされています。
もし認識違いをしていたら、早い内に改めておきたいところです。
ヘッドアンドショルダーの三つの山の位置関係
三つのトップの位置関係を見落とすミスもよく起こります。
ヘッドアンドショルダーは中央の山が一番高くなりますが、三度目の山が二度目の山より高くなったら高値更新となりますので、ダウ理論からするとそれは上昇継続です。
ネックラインを割るまで値を下げたとしても、直近の高値更新を理由にトレンド継続に期待する勢力は買いに入ります。そうなれば下げてはくれませんね。
チャートはヘッドアンドショルダーに酷似していましたが、三度目の山が高値を切り下げなかったのを見落とした失敗といえます。
ミスによる損失は勿体無いものです。とはいえそれは正しい認識を持てば避けられますので、テクニカルはきちんと身に付けておきたいものですね。
テクニカルの過信による失敗パターンも確認しましょう。
どんなに確率の高いテクニカルでも、常に上手くいくとは限りません。ヘッドアンドショルダーも同じです。チャートに教科書通りの売買サインが出たとしても、トレンドが継続してしまう局面は少なくありません。
相場に絶対は無い。まずはその認識が大切です。
ダマシの回避のコツの奥義は、より大きな流れを見ること
テクニカル分析にミスが無いのに騙されてしまう場合はどうすればいいのか??
対策を探っていきましょう。
よくある例としては、より長い時間軸での相場の流れに、分析した時間軸の売買サインが逆らえなかった、というケースがあります。
4時間足では反転が出て値も下げ出したのに、日足ではその下げは上昇トレンドのサポートに向かう只の押し目だった、といった局面などが典型です。
このように該当足のみで分析を完結してしまうと、分析が完璧であっても騙されるという事がよくあります。
相場は大きな時の流れには逆らえないものです。そしてまた、トレンドは常に小さな出来事、つまりは短い時間軸から始まるものでもあります。
したがって得意とする時間軸だけでなく、常に他の時間軸もチェックし、相場全体の状況の把握に努めるようにしましょう。
相場の参加者の思惑を考える
ダマシ回避には他のテクニカルとの併用も効果的です。世界の相場全体の参加者が100人だったとします。
この内の半数以上が売りの判断をすれば値は下に行くわけですが、注目したいのはこの半数以上の人達が、何を根拠に売りの決断したのかという点です。
売りの結論に至ったのは60人でした。その根拠としたのは移動平均線と一目均衡表、そしてトレンドラインでした。
60人の根拠は別々でしたが、各テクニカルの方向性が一致し、相場全体での多数派となった為に値は下がったといえます。
このように自分の使ったテクニカルが多数派となればいいのですが、少数派となってしまえば利益は望めません。
残りの40人が使ったのがヘッドアンドショルダーだったとしたらどうでしょう。分析に何の落ち度が無かったとしたらその40人は、全員がダマシに遭ったような気分になる事でしょう。
相場は常に力関係で動いています。その為テクニカルの併用は、有効なダマシ回避法となるのです。
チャートは、市場参加者の恐怖と欲望を表したものです。fxチャートの読み方では、チャートの一歩進んだ読み方を紹介しています。
それぞれが一致したサインを出した時を選んでトレードすれば、相場での多数派に属する可能性が高まるというわけです。
しかしそれでも相場に100%はありません。どんなに対策を施しても、ダマシが不回避となる相場は存在します。
トレードの際には必ず損切を入れるなどして、不慮の値動き、そして急変に備えるべきだと私は考えています。
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