ローソク足のパターンの種類と応用。勝率を上げるローソク足分析とは?

ローソク足は江戸時代に考案された日本発祥のチャートですが、

ローソク足のパターン形によって今後の値動きの予想ができるということはご存じでしょうか。

 

ローソク足は実態という部分とヒゲという部分によって構成されていますが、

実態やヒゲの長さのパターンによってさらに呼び名が変わります。

 

ちなみに英語では実態の部分を”Real Body”と呼び、

上髭を”Upper Shadow”、下ヒゲを”Lower Shadow”といいます。

 

一本一本のローソク足の実態やヒゲのパターンから相場の勢いを読み取ることができ、

今後の相場を読み取るためにも各々のローソク足の特徴とその傾向を覚えておく必要があります。

 

それではどういったろうそく足の種類があるのかご紹介します。

 

代表的な5つのローソク足のパターン

ローソク足にはパターンごとに種類別に分けることができますが、

その種類は大きく分けて5種類になります。

 

1種類目は一方的に上昇している相場、または下落している相場で現れる、

大陽線と大陰線があります。

 

これは実態の部分が長くてヒゲの部分が短いローソク足に見られます。

 

ローソク足の2種類目は、相場の動きが停滞する時に現れる、

小陽線と小陰線がります。

 

この小陽線と小陰線は、ヒゲの部分も実態の部分も短いのが特徴で、

このローソク足が出た時には上にも下にも動いていない相場を表します。

 

3種類目のローソク足のパターンは、

上影陽線と下影陰線があります。

 

このローソク足は、実態の長さに対して、

上髭の長さが長いローソク足のことです。

 

上昇トレンド中に上影陽線が出るときは、

相場の勢いが反転することを示しています。

 

4種類目のローソク足のパターンは、

下影陽線と下影陰線になります。

 

下影陽線と下影陰線は、実体に比べて、

極端に下ヒゲが長いろうそく足のことを指します。

 

下げトレンド中に下影陽線がでるときは、

下げトレンドの転換点になることが多いです。

 

5種類目のローソク足は、

十字足といって、始値と終値が同じ値段の線を指します。

 

このローソク足が出る時には、買い圧力と売り圧力が拮抗しており、

どっちつかずの状態になっていることが多いい時に出やすいです。

 

この十字足は「寄り引け同時線」とも呼ばれていて、

値動きそのものは大きく動いていたけれど、結局始め値は終値と同じという時に出ます。

 

ローソク足で気をつけたい格言が、

「チャートは終わり値に集約される」という格言があります。

 

期間中の値動きにかかわらず、

終値で下がっていれば「売りの勢いが強い」ということになりますし、

終値で高くなっていれば「買いの勢いが強い」ということになります。

 

寄り引け十字線の場合、買い圧力も売り圧力も同じパワーを持っていて、

どっちつかずの相場の状態をあらわしているといえます。

 

5パターンのろうそく足の応用編

上の5種類のローソク足のパターンには、

上にあげた5種類のローソク足の応用編の形が、

さらに陽陰線それぞれ6パターンずつの12パターンと、

寄り引き同時線系の応用編が4種類の合計16パターンあります。

 

基本的な相場の状態は上の5種類のパターンと変わりませんが、

16種類ごと形も意味も微妙に違うので覚えておくと相場の流れが掴みやすくなります。

 

大陽線、大陰線系の応用編

大陽線、大陽線系の応用編として、

陽(陰)の丸坊主

陽(陰)の寄り付き坊主

陽(陰)の大引け坊主、

の6種類の坊主の形があります。

 

陽の丸坊主はヒゲが全くない実体だけのローソク足になり、

陰の丸坊主はヒゲが全くない陰線の実体だけのローソク足になります。

 

陽(陰)の丸坊主

※陽(陰)の丸坊主

 

この形がでている時には、

買い(売り)圧力が一方的に強い状態にあることを意味します。

 

次に陽(陰)の寄り付き坊主ですが、

陽線の場合は上にヒゲがちょろっとでていて下ヒゲがなく、

陰線の場合は下にヒゲがチョロとでて上ヒゲがないローソク足になります。

 

陽(陰)の寄り付き坊主

※陽(陰)の寄り付き坊主

 

そして陽(陰)の大引け坊主ですが、

陽線の場合は下にヒゲがちょろっとでていて、

上にヒゲが出ていないローソク足を指します。

 

陰線の場合は上にヒゲがちょろっと出ていて、

下にヒゲが出ていないローソク足を指します。

 

陽(陰)の大引け坊主

※陽(陰)の大引け坊主

 

終値がヒゲに近いのが寄り付きで、

終値がヒゲから遠いのが大引けと覚えれば覚えやすいでしょうか。

 

寄り付き坊主も大引け坊主も、丸坊主よりも勢いは強くないが、

それなりに勢いがある相場を表しています。

 

小陽(陰)線系

小陽(陰)線形のローソク足には、

コマと呼ばれる実体もヒゲもかなり短い陽(陰)線があります。

小陰線系のコマ

この形が現れた場合は、

相場が迷いどっちつかずの状態にあると言えるでしょう。

 

下影陽(陰)線形

下影陽(陰)線の場合は、カラカサと呼ばれるローソク足の形があります。

カラカサ

実体の下に長いヒゲができ、実体の上にはなにもひげがない状態をいいます。

 

このカラカサが「底値」と思われる周辺で現れたら、

上昇の可能性を示唆しています。

 

というのも、いったん下げてから上げて終わっているので、

上に転換する気配が強いと読めるのです。

 

上影陽(陰)線形

上影陽(陰)線形にはトンカチというローソク足の形があり、

上ヒゲが長く、実体が小さく、下ヒゲが全くないという、

まさにトンカチのような形をしています。

 

トンカチ

この形が、「天井」と思われる付近で出現したら、

相場が下落へ向かう勢が強いと言えます。

 

いったん上にあげたものの、下に押し戻されておわっているので、

下げ圧力が強いと見ることができます。

 

十字足(寄り引き同時線)の応用型

寄り引き同意線の応用型として、

トンボ

トウバ

寄せ線

4値同時足

の四つがあります。

 

トンボは下ヒゲがながくでている寄り引き同時線の事を呼び、

まさにトンボのような形をしています。

トンボ

この線が出た時は、上昇トレンドの転換期を示唆しています。

 

塔婆(トウバ)は下ヒゲが全くでていない寄り引き同時線のことで、

この形がでたあとは、相場の流れの終了地点が出て、保ちあいか転換点となります。

トウバ

 

寄せ線は上ヒゲと下ヒゲがほぼ同じくらいの長さの寄り引き同時線で、

売りと買いの勢が拮抗している状態を表しています。

 

寄り引き同時線寄せ線

最後に4値同時足があります。

この形はヒゲがなく、始め値と終値が終わりのローソク足を指します。

 

4値同時線

 

このローソク足がでている時は、

相場が動いていない状態であるという事が言えます。

 

まとめ

ローソク足をみればその時の相場を読む事ができます。

 

ローソク足の形を覚えて、実際のトレードで使いこなしていけば、

勝率をあげたり、自分なりの手法を生み出す事ができます。

 

是非ともこの16のローソク足の形をマスターして、

儲けのポイントとしましょう。

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ